なんだこの音・・・実はひどい状態のマスタリング業界
今回はマスタリング業界の闇について書こうと思います
マスタリングという作業工程は10年ほど前までは一部の専門スタジオ、レコード会社の中でしかできない特殊なものでした。
しかし近年では個人レベルでもコンピューターソフトで行うことができる環境になり、ピンからキリまで"マスタリング業者"を名乗るサービスが乱立しています。
マスタリングサービスの実態
Google検索をかけるとものすごい量のマスタリングサービスがヒットします。
広告を見ても「1曲1000円~」など、とても信じられない安価なサービスが多数あります。
しかし 実際こういう安い業者はどうなのでしょうか?
ネットの意見や周りの知人からはこういう声をよく聞きます
「頼んだマスタリング業者が酷かった」
酷かった とは何でしょうか?
多くの場合 サウンドイメージが違った などイメージや方向性の問題ではないようです。
ずばり
音が割れていた
汚い音にされた
そういうパターンが多いのです。
ここのブログ記事はオンラインマスタリングを依頼できる業者に同じ音源を送って
どんな状態で仕上がってきたか?という記事があるので読んでみてください。
最初に書いたようにマスタリング業者のほとんどは 素人がやっているマスタリングの真似事の場合が多いのかもしれません。
実際に当サービスミックスダウン.comへ依頼されるお客様の中にも「以前頼んだところが音が酷かった」という理由で仕上がりを心配をされる方が多くいます。
音圧だけを優先し、それこそがマスタリングの意味だと勘違いしている業者も沢山あります。
中には
クラシックなのに音圧を目一杯入れたパツパツの音にされてしまった。しかも音が割れていた!!最悪!!
なんていう信じがたい話も聞くのです。
マスタリング業者の闇とはなにか?
さて最初に "マスタリング業者の闇" と書きましたが、実は闇なのはプロを気取った素人が行うサービスが多数あるという事です。
音圧を上げるためなら音が割れていても気にしない・・
無駄にステレオ感を強調して左右の音がうるさい・・・
そんな仕上がりにされてしまうかもしれません。
ホームページには高い機材や、電源が・・などいかにもオーディオに詳しそうな事を書いている業者もありますが、機材やうんちくだけでは良い音は作れません。
逆に機材自慢や電源環境自慢を特徴として大きく取り上げているサービスは気をつけないといけない・・とも言えるかもしれません。
マスタリング作業には音楽を知り、実務経験を積んだエンジニアが必要なのです。
機材はお金で買えます。
ミックスダウン.comではマスタリングも承っております。
マスタリングで失敗したくない、でもプロみたいな予算はない
という方はぜひご検討ください。